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スーパーブルー・レッドムーンから生まれた英語の言い回し

Super blue red moon

昨日は、珍しい月の現象が起こり、
ニュースでも美しい写真が紹介されていましたね
ブルームーン、レッドムーンの意味に関しては
多くの方が記事をアップしていますので
説明は省きます
今回紹介したいのは
この、ブルームーンから派生した
英語の言い回しのことです
「とても珍しい、めったにない」という意味の表現に
once in a blue moon
というのがあります。
珍しいことを表現するのに
なぜブルームーンを使うのでしょうか
今回、実際にブルームーンが起きて
様々なメディアで紹介されましたね
ブルームーンというのは、ひと月に二回満月があるときの
二回目の月をブルームーンと呼びます
しかし、このブルームーンは毎年起きるわけではなく
19年に7回、平均して3年に一度の
本当にめったに見られない現象なんですね
そこで、めったにないことを表現するときに
once in a blue moon というようになったそうです。
では実際にこの言葉をどういう風に使うのでしょうか
注意しなければいけないのは
人間関係を表すときには使わないという事です
人間関係を表現するときは
例)I “rarely” see my sister because she lives in America.
(私は“めったに”妹に会わない、なぜなら彼女はアメリカにいるから)
となります。
一方、出来事に関してめったにない時のことを表現するのが
once in a blue moon なのです
例えば、「美術館にはよく行かれますか?」と尋ねられたとき、
めったに行かないのであれば、
“Oh, once in a blue moon.” というふうに答えるのです。
・It snows once in a blue moon here :
この辺りでは、雪はめったに降りません。
・Once in a blue moon we work together. :
ほとんど一緒に仕事をすることはありません。
・In this town, car accidents happen once in a blue moon. :
この街では事故はめったに起こりません。
・I write letters once in a blue moon now. :
今ではめったに手紙を書きません。
という感じですが
一点気を付けていただきたいのは
「めったに~ない」という意味の文章なのに
英文は肯定文になっていますよね
once in a blue moon 自体に否定の意味が含まれているので
全体として、否定の意味の文章になるわけです。
作文するときは、要注意ですよ。

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