default-logo

イギリス英語だって一つじゃないよ

 
こんにちは
イングリッシュプラスの原田です
先日うちのお教室でハロウィーンパーティを開きました
その時に感じたことを今日はお伝えしますね

スチュアート先生が友人を招待しました
彼女は、イギリス北方の地方出身の先生で
正直、少しわかりにくい発音でした
ご自分でも、その話を出されて
乗り物の「バス」を「ブス」と発音するのです
レッスンでは、いわゆる標準語で話すようにしているという事でした
そういえば日本でも、
地方独特の方言やアクセント、発音の違いはあるけど
ほかの地方の人と話すときは
出来るだけ標準語に近い言葉で話す人も多いですよね
彼女としばらく話をしていると
慣れてきて、聞き取りやすくなるのですが
最初は正直、
「これで生徒さんたち大丈夫なの?」
と思いました
そういう心配についても、彼女には持論がありました
「イギリスで、BBC放送のアナウンサーの標準英語を話す人が
いったいどれくらいいると思う?
現実は、ほとんどのイギリス人は
なまりのある英語で話しているのよ
だから、英語を学ぶときには
いろんな英語を聞いた方が役にたつと思う」

これは説得力ありました
 
日本はこんなに小さな国ですが
北から南までいったいどれくらいの種類の方言があるでしょう
海外から旅行に来ている人たちも
地方地方で、それぞれの日本語を耳にしているのでしょう
それらはすべて、日本語に間違いないのですが
外国の人たちにその違いなど判るわけはなく
もしかしたら、「どこの方言」とか知らずに
お気に入りの言葉を覚えて帰っているかもしれません
これは、日本人にとっても
全く真逆のことがおこっているわけで
例えば、イギリス旅行をしたとして
イギリスの地方地方で
発音や、イントネーションの違う言葉を耳にしているはずです
私も、昨年リバプールや、エディンバラで
耳慣れなくて、聞き取れない英語を多く耳にしました
南アフリカの人の英語は
これまで聞いたどの英語より
聞き取れませんでした
でも、すべて英語であり、
インドや、ヨーロッパ諸国、シンガポール、香港
どこの国でも、その土地特有の英語が話されているわけです
こういう体験を通じていつも感じることは
「発音だの、イントネーションだの
必要以上に気にすることはないよね
日本人なまりの英語でいいんじゃない?」
ということです
大切なことは
コミュニケーションをとろうとすること
相手の言葉に耳を傾けること
英語は、所詮コミュニケーションのツールなのですから
彼女が言う通り
英語は一つではないのです
本場イギリスでさえそうなのです
こんなちょっとした話しで
あなたの英語を学ぶハードルが下がりますように
 
英語に関するお問い合わせはこちらへ

    About the Author

    Leave a Reply